Q.資金の収入及び支出の流れから消費税の課税方法を説明できますか。
A.複式簿記の発生はあの大航海時代に海外に帆船を走らせ、商品を外国に売買して帰ってきたら、其のときB/S及びP/Lを作成して財政状態、経営成績を現したと言われています。
企業は継続事業が前提となり、一事業年度の損益及び財政状態を適正に表すと考えてきました。私たちの今問題とする消費税の仕組みも数期間をまとめて考えて、一事業年度でとらえる消費税計算式もこの航海時代の簿記計算方法と同じく各事業年度の合計消費税が、全体を一事業年度として考えても同じ消費税の額となる、また出来る限りそうなるように心がけるという前提が消費税法の中に一環してあるのだと理解します。
又、わが国の消費税法は前段階消費税控除方式をとり、商品が最終消費者に消費さらるまで、累積課税がないように前段階までに課税された消費税は消費税を計算する段階で控除して納める制度になっています。
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