七月のある土曜日、出身大学の先輩である松葉先生が今春 叙勲を受けられましたので、その祝賀会に参加させて頂きました。 私が東京へ出て学生寮に入館した時の大先輩でありますが、雲の上の人で一度も会話をしたことのない大先輩です。 しかし、何と当時の先輩や同期の方、後輩とお世話になった方が北は北海道から南は九州に至るまで一同に集まりました。 全寮制の学生寮の思い出 春のバス旅行 寮祭で仮想行列、松戸の市内を練り歩く 食堂での楽しい会話 研究室での公認会計士試験勉強 学生寮の印象で今でも一番の思い出は松葉先輩を上野駅まで後輩が常磐線の電車を借り切ったようにして大勢で見送った時の感動です。 あれから五十年以上です。万歳を何度もした後に悲しくて、悲しくて去って行く夜行列車を見えなくなるまで見送りました。行く先は弘前大学です。 誰が書いたのか判らないが「松葉先生赴任」 の大きなむしろ旗を先頭に上野駅まで出発でした。 それから、私も真剣に会計学の勉強を始めたように思います。 普通高校からは当時はなかなか試験に合格するレベルに達しません。 先輩が後輩を指導する学生寮でした。先輩に教えて戴きました。答案練習会も毎週受けました。 私はこの前のページで「小林会計塾」なる会計事務所に方向転換する事を書きましたが、 出身学生寮の良き伝統を後世に伝えるように「柳仙育英文京会計塾」と命名して後輩に伝えようと決心しました。 松葉先生のお蔭です。 今後ともご支援の程お願いいたします。 先生はその後昭和四十七年から成蹊大学で教鞭をとり 名誉教授となられました。 先生の専門分野の公益法人会計も勉強します。 先生ご健康に注意され私達をご指導下さい。 「akoの革工芸」と検索して家内の作品ご高覧願います。
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