東芝キヤリア空調が空冷ヒートポンプチラ−で新世代機

 東芝キヤリア空調システムズは、業界トップの高COP(エネルギー消費効率)化と
省スペース化を実現した新冷媒134a搭載の空冷ヒートポンプスクリューチラ−をフ
ルモデルチェンジし、4月から発売する。
 ラインナップは標準機のほか、異電圧(400v仕様)、年間冷却運転仕様、耐塩害仕
様、ブライン仕様、国土交通省仕様などの準標準機を合わせ、50馬力から180馬力
まで全108機種。140馬力から180馬力機については同社のみの品揃えとなる。フ
ルモデルチェンジした空冷ヒートポンプスクリューチラ−は、圧縮機の設計を変更して圧
縮効率を改善することでCOPを大幅に改善し、シリーズ平均3.25/3.04(50/60
Hz)とし、新冷媒対応の空冷機として業界トップの高効率を実現した。また本体構造の
設計変更により各セクションの最適配置を行ない、従来機に比べて据付面積を約30%
削減した。
 東芝キヤリアグループは、水・空冷の小型から大型まで全シリーズとも新冷媒対応を完了
させ市場に投入しているが、エネルギー効率に優れ、年間使用できる空冷ヒートポンプ
チラ−はリニューアル需要から大規模工場の熱源システムとして需要が見込まれ、省エネ
改善による更新需要など省エネ・省スペースニーズに応えるべくフルモデルチェンジした。



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