テネックスが小形軽量プレート式熱交換器を発売

 日産系列の自動車部品メーカーであるテネックス(本社・埼玉県川越市)
はこのほど、冷凍機、油圧空気圧向けにステンレス製ニッケルブレ−ジング
タイプのプレート式熱交換器を開発した。
 開発したプレート式熱交換機「N235シリーズ」は、@社内一貫生産による
低コスト化の実現A小形・軽量化B圧力損失が非常に低い−などが挙げら
れる。シリーズとしては2タイプをラインナップ。チラ−などに採用される外形寸
法が高さ525ミリ、幅110ミリのものと、YAGレーザーマーカーなどで使用さ
れる高さ238ミリ、幅83ミリのコンパクトサイズがある。ロウ材はニッケルを
使用し、別注対応で銅ブレ−ジングタイプも取り扱う。銅タイプにおける使用
温度範囲はマイナス20℃〜130℃。同社はこれまで、自動車の吸気系、排
気系などのフィルタ技術や音響技術、排出処理技術を生かした高精度な自動
車部品を企画・開発から生産までの一貫体制で行ってきており、これらの技術
力を低温業界向けにもスライドさせ、今回の熱交生産に至った。

 ・テネックスのホームページはこちらhttp://www.tennex.co.jp


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