サンテツ技研が解凍機能付き保持庫で普及タイプ

 食品機械メーカーのサンテツ技研(本社・神戸市)はこのほど、すでに発売
して高評を博している解凍機能付鮮度保持庫「SE−DEPAK(エスイー・デ
パック)」の普及タイプとして、リーズナブルなSS(スタンダードスペック)の本
格販売を開始した。
 SE−DEPAKはマイナス温度での解凍や、高い制菌力で腐敗を抑制しなが
ら素材を熟成できるなど、従来の生鮮食品の保存庫には見られない素材を活
性化する機能があることから、まったく新しいタイプの鮮度保持庫と呼ばれてい
る。この装置には「高圧静電誘導発生装置」(装置名称=デパックチャージャー)
などの先端技術が搭載されており、専門分野での厳しい管理にも最適なPS(プ
ロスペック)がすでに発売されている。今回の普及タイプのSS(スタンダードスペ
ック)は、PSの機能や効果をできる限り維持しながら、コストダウンに成功。リー
ズナブルな価格帯(60万円台から)にした。容量は160リットルから1613リット
ルまで。解凍室と冷凍室の分離タイプ、コールドテーブルタイプ,坪型仕様の受注
生産も可能。同社では今回のSS追加で、さらに多方面に及ぶ潜在需要層先への
拡販を期待している。

 ・サンテツ技研のホームページ
  http://www.depak.jp/



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