東芝、三洋が業務用空調機開発で合弁会社を設立

 三洋電機空調と東芝キヤリアは、業務用空調機の開発会社「アドバンスト
空調開発センター」を4月1日付けで設立した。
 新会社は業務用空調の最多ゾーンを対象とし、世界競争力のある製品の
開発を迅速化させるとともに、総合コストの低減を進める。両社は昨年、業
務用空調機の開発で提携。賞エネインバータ機の開発などで成果を挙げて
いるが、資本関係を結ぶことで提携を強化していくことが狙い。新会社の開
発成果は両社ブランドでそれぞれ販売していく。
 「アドバンスト空調開発センター」は資本金4千万円で、東芝キヤリア、三洋
電機空調の折半出資。社長に清水啓一郎氏(東芝キヤリア社長付け)、副社
長に志村一廣氏(三洋電機空調Tプロジェクト部長)が就任した。社員数は28
名で、静岡県富士市蓼原の東芝キヤリア富士事業所内に本社を置くほか、富
士(東芝キヤリア富士事業所内)、大泉(三洋電機空調大泉事業所内)に事業
所を設置する。

 ・東芝キヤリアのホームページ
  http://www.toshiba-carrier.co.jp

 ・三洋電機空調のホームページ
  http://www.sanyo.co.jp/kuucho/


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