ダイキンがフロン回収処理で全国一貫体制を構築

 ダイキン工業では、今月1日に施行された「フロン回収・破壊法」に対応し、
「空調機器からの冷媒フロン回収と物流・破壊」を確実に行う体制を全国規
模で整えた。
 4月1日付けで東京と大阪にあるダイキンコンタクトセンター内に機器の所
有者(ユーザー)や販売工事業者からフロン回収依頼を受け付ける24時間
365日対応の受付センターを開設。電話・FAXに加えて、ホームページやE
メールでも受け付ける。ここで依頼を受けたフロン回収作業は、同社のサー
ビス区オ低や販売会社で実施。このため1日から冷媒回収チームをダイキン
グループで500チーム、協力会社も含めると1500チーム程度の陣容に強化した。
回収されたフロンは全国約40ヶ所の集積場所で保管し、直接輸送のほか、
宅急便を使って破壊拠点に輸送。同社の鹿島工場や淀川製作所を中心に
全国の破壊提携先約10ヶ所で分解処理する。また同社では、フロン回収、
輸送、破壊に関して、ITを利用した情報ネットワークを構築。回収業者をサポ
ートする。

 ・ダイキン工業のホームページ(ニュースリリース)
  http://www.daikin.co.jp/press/2001/020328/index.html


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