ダイリツが生ゴミ処理装置を本格発売へ

 ダンパー、吹出口などの総合メーカーであるダイリツ(本社・名古屋市)はこの
ほど、新たな分野として生ゴミ処理装置の本格発売に乗り出す。
 同社の小河博社長とグループのダイリツ関東と共同開発機で、近く生ゴミ処理
機の第1号がアメリカ・ロサンゼルスへモニター用として出荷されるという。ドラム
式を採用しており、オプションとして生ゴミを攪拌機に運ぶコンベア及び牛・豚骨な
どの粉砕機がある。ドラムの中の木くず(チップ)に菌を付着しさせ生ゴミを投入、
ゆっくり回転させながら発酵・熟成し、バクテリアが食って生ゴミではなくなる。発
酵による臭いを周辺に撒き散らさないように工場ではセラミック脱臭装置をつけて
いる。現在,試作機の2台のうち、1台が輸出されることになった。


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