02冷年上期の業務用エアコン出荷は横ばい圏で推移

 業務用空調の主力であるパッケージエアコン(PAC)は02冷凍年度の上半期
(01年10月−02年3月)は横ばい圏で着地、堅調な推移を示した。
 日本冷凍空調工業会がまとめた3月度の業務用エアコン出荷は6万6千台となり
前年同月の水準を確保。この結果、02冷年上半期の累計では30万5千台となり、
前年同期との比較では2.6%の微減となった、ほぼ横ばいでの着地といえる。
 膨大なストックを拠り所としたリニューアル需要が牽引。ただHFC系新冷媒の搭
載機への本格置換を前にした旧冷媒機の゛駆けこみ゛といった特需的要素も指摘
され、市場要求を踏まえての実力値に若干の水増しがあったのではとの見方も。
 なお、家庭用ルームエアコンは3月単月が前年同月比6.8%減で、02冷年上
期は前年同期比5.9%減の249万6千台となった。

 ・日本冷凍空調工業会のホームページ(3月度統計データ)
   http://www.jraia.or.jp/03/index01.html



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