前川製作所が水産市場向け低温ゾーニングシステムを納入

 前川製作所はこのほど、「水産市場向け低温ゾーニングシステム」を宇都宮市
商工部中央卸売市場に、地元大手の田中工業を通して納入すると発表した。
 納入したシステムは卸2社の148u、合計296u(約90坪)の売り場スペース
に設置。このスペースを人が外側から立位で見渡せる高さ1.2mのエアフェンス
で仕切り「オープントップ型」の冷却ゾーンとし、床には不凍液が流れるアイスパネ
ル(床冷却管)を埋めこんで、床の温度を2℃前後に設定。上方からは5℃前後の
冷気をダクトを通して吐きだし、大物水産物を包み込み。これにより水産物の品質
維持と腸炎ビブリオの増殖抑制ができる。稼動は5月末を予定。水産物低温卸売
り場実現に向けたオープントップ型のインフラ設備建設としては国内初の納入。

 ・前川製作所のホームページ(ニュースリリース)
   http://www.mycomj.co.jp/press/kohou020430-1.html


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