各地でフロン回収関連団体が総会を開催

 群馬県フロン回収事業協会、宮城県フロン回収事業協会、埼玉県フロ
ン回収・処理推進協議会はこのほど総会を開催し、今年度の事業計画な
どを決めた。
 群馬県フロン回収事業協会は先月27日、前橋市内で第3回通常総会を
開催。「年内に協会の法人化を目指し、多くの回収事業者が結集する協会
に発展させたい」との意向を示した。また宮城県フロン回収事業協会(会長
=鈴木文夫・エスケー空調社長、会員数48社)は先月28日、仙台市内で
第2期定時総会を開催。「今後はさらに一歩踏み込み、回収した冷媒ガスの
再利用の促進、冷媒分析の受託業務などを充実していくことで、フロン回収
がビジネスとして成立できるような社会システムづくりに取組みたい」との考
えを示した。埼玉県フロン回収・処理推進協議会は今月3日に平成14年度
総会を開催。埼玉県は昨年度も合計で43トンのフロン回収を行ない、全国的
にも上位に入る高い実績を挙げている。また4月から埼玉県生活環境保全条
例を施行し、フロン回収・破壊法では対象外の断熱材フロンについても回収
処理の規定を定めている。こうした点からも同協議会では「近隣の設備業者
にも業者登録を呼びかけていきたい」と意向を示している。



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