防排煙工業会が「防火ダンパー自主管理制度」を実施に

 日本防排煙工業会はこのほど、先の5月に開かれた総会決議にもどづく「防火
ダンパー自主管理制度」により、防火ダンパーに新たな証票を表示するなど、実質
的な運用を開始した。
 同工業会では「従来、財団法人日本建築センターで防火ダンパーの防災性能評
定が行なわれ、評定を取得した防火ダンパーにはBCJ(ハウスマーク)を付し、防火
ダンパーの品質性能を確認するとして広く利用されてきたが、平成12年の改正建築
基準法施行に伴い、同マークの使用許可の更新がされていないため、防火ダンパー
選定に困難をきたすことが懸念されていた。そこで防火ダンパー自主管理制度を設け
、建築基準法施行令第112条16項の防火区画に用いる特定防火設備で建設大臣が
定めた構造方法の基準に適合する製品の信頼度を高める自主適合マークを発行する
ことで識別の用にともすることにした」。
 同制度の運営は、防火ダンパー自主管理委員会が制定した「防火ダンパー自主管理
に関する規程」に基づき、形式承認、j変更、軽補正などの確認の為の手続き、方法及び
自主適合マーク使用許可の為の手続きなどが実施される。


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