エアコン始動は業務用苦戦も家庭用は堅調維持

日本冷凍空調工業会がまとめた10月度のエアコン出荷は業務用の主力であるパッケージ(PAC)が前年同月比84%にとどまり、9月度にうかがえた回復気配から一転した。PACの10月度の出荷は約4万8百台で前年同月比83.9%。7、8月度の夏季の最盛期に大幅減した後、9月度には微増ながらも前年同月超と復調気配を見せたが、03冷凍年度の立ち上がりとしては厳しい始動となった。一方、家庭用のルームエアコンの10月度出荷は前年同月比98.1%と堅調の範疇を維持している。

日本冷凍空調工業会(2002年10月のエアコンの国内出荷実績(家庭用・業務用エアコン)

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