ダイキンが410A採用のビル用マルチエアコンを発表

ダイキン工業はこのほど、業界に先駆けてビル用マルチエアコンに新冷媒R410Aを採用することを発表、来年3月に室外機設置スペースを約50%削減させた「Ve―upU」シリーズを発売する。熱交換器の改良や機内構成を最適にレイアウトすることで室外機を大幅にコンパクト化し、16馬力相当機で設置スペースを従来機比約50%削減。省エネ性も5馬力相当機でCOP3.69と従来機比18%向上させた。冷媒にはこれまでのR22や新冷媒R407Cに比べて効率の高いR410Aを採用。ビル用マルチクラスへの高圧冷媒採用技術を業界に先駆けて確立した。同社では来年4月から半年間で店舗用、設備用エアコンまで含めた全容量範囲でR410Aを採用していく方針を明らかにしており、これで住宅用から業務用パッケージの大型機まで冷媒を統一することになる。

ダイキン工業のホームページ(ニュースリリース原文)

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