第1四半期のエアコン出荷、家庭用は“横ばい”も業務用は“苦戦”

 日本冷凍空調工業会が発表した2003冷凍年度第1四半期のエアコン国内出荷台数によ
ると、家庭用(RAC)は前年並ながら業務用(PAC)が13.5%減と苦戦している。
 2003冷凍年度(平成14年10月〜12月)のエアコン国内出荷実績(台数ベース)は、業務
用パッケージエアコンが前年同期比86.5%減の累計12万9800台と苦戦。一方、家庭用ル
ームエアコンが同99.6%の85万4500台で、ほぼ前年並の水準をキープしている。
 パッケージエアコンについては前年10、11月がHFC系新冷媒機への切り替え時に旧冷媒
(R22)での駆込み対応で出荷数量を伸展させた“実績”があり、「それとの比較から減少幅を
拡げた」とする見方もある。

 ・日本冷凍空調工業会のホームページ(統計データ)

  
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