日立空調システムは店舗オフィス用インバーターエアコンで新たに4〜6馬力の計74機種を追加するとともに、COPを約30%向上させた標準ピークシフト型の氷蓄熱ビル用マルチエアコンを4月から発売した。 店舗オフィス用インバーターエアコン「HiインバータIVX(アイビックス)」は今年1月から1.5〜3馬力を先行して発売しており、今回4〜6馬力をを追加したことで、合計10タイプ、210機種のラインナップとなった。 一方、標準型ピークシフト形の氷蓄熱ビル用マルチ(エコアイス)は、新冷媒R407Cを採用するとともに、従来機に比べてCOP(エネルギー消費効率)を約30%向上。年間ランニングコストは非蓄熱式空調機より約20%低減する。イニシャルコストを抑えた標準ピークシフト型にすることでユーザーメリット訴求する。これにより国による補助金が打ち切られたエコアイス分野で更なる拡販を目指す。