東芝キヤリアは業界最高の省エネ性を実現した蓄熱槽・室外機分割方式の小型氷蓄熱式パッケージエアコン「新冷媒エコアイスmini」３タイプを６月から発売する。
　ＤＣツインローターリーコンプレッサや最新のベクトル制御インバーターなどの採用により業界最高のＣＯＰ（エネルギー消費効果）６.０１を実現。同社従来機比で８５％向上しており、年間消費電力量も４１％低減する。蓄熱槽は縦横の最大寸法を９８０ミリ以下に、質量を１４０キロ以下にし、屋上などへの設置でもエレベーターなどによる搬入を容易にしている。蓄熱槽と室外機が分離した分割方式を採用していることから、屋上の耐荷重処理や設置スペースの確保などに柔軟に対応できる。配管サイズは新冷媒Ｒ４１０Ａ採用によりガス配管を直径１５.９ミリと細経化し、配管材料の一割削減を実現した。