三洋電機が4月から4企業グループ体制に組織変革

三洋電機は経営組織と制度の抜本的な改革を4月1日付で実施、4つの企業グループと本社部門、274のビジネスユニットからなる新体制を始動させた。新体制は顧客主義に徹し、合わせて目標と責任の明確化と意思決定の迅速化、経営人材の育成の迅速化などを視野におく。組織は戦略本社部門とスタッフ部門に再編した“小さな本社”と事業領域別に4つの企業グループに再編。各企業グループは傘下に商品事業ごとの「カンパニー」および内外の独立会社を配するとともに「戦略本部」「営業本部」を設置、戦略的で効率的な経営を目指す。4企業グループは、一般消費者を顧客とした商品事業の「コンシューマー」、事業者を顧客とした業務用機器・システム事業「コマーシャル」、メーカーを顧客とした部品事業「コンポーネント」、マニュファクチュアリング事業で構築したリソースを活かしながら収益源泉の拡大を視野に入れた流通・金融・サービス事業「サービス」となる。


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