業務用エアコン、03冷凍年度上期は前年比7%減で折返し

 日本冷凍空調工業会がこのほど発表した業務用パッケージエアコン(PAC)の2003冷凍年
度上期(10−3月)の国内出荷統計によると、前年同期比7%減の28万5千台となった。
 同工業会が発表した3月度の出荷台数は前年同月比2.7%減。これにより上期累計は前年
同月比6.5%減となったもの。景気低迷を背景に03冷年に入り以降、3ヶ月連続で前年同月比
8掛け台で推移したことが響いた。ただ年明けとともに出荷水準はやや回復気味で、2月度には
前年同月比1.9%増とプラス転換している。3月度もマイナスではあるが堅調の範疇で、回復傾
向を踏襲した格好。また同時に発表された家庭用ルームエアコンの上期出荷台数は前年比1.4
%減の約246万700台とほぼ前年並を維持している。

 ・日本冷凍空調工業会のホームページ(出荷統計データ)

 
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