電力3社と神鋼が小型高効率水冷ヒートポンプチラーを開発

 中部電力、東京電力、関西電力及び神戸製鋼所は共同により小型高効率水冷
ヒートポンプチラー「ハイエフミニ」を開発したと発表した。
 中部電力と神戸製鋼所が平成11年に共同開発した高効率ヒートポンプチラー
「ウルトラハイエフ」を小容量化したもので、一台で床面積4500u(約1370坪)
の事務所ビルの空調設備として使用できる528kW(150冷凍トン)の冷却能力を
持つ。COPは最大出力時には5.6と従来機(4.3)の1.3倍を達成。最大出力の
30%相当の低出力時COPは従来機比2.5倍にまで拡大する。ランニングコストは
機器単体の電気代で従来機比30%削減するほか、システムではガス吸収冷温水
機、電気式従来システム比でそれぞれ約20%削減可能としている。

 ・神戸製鋼所のホームページ(ニュースリリース原文)



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