三菱重工が世界最小の家庭用燃料電池で1KW機を開発

 三菱重工はこのほど、1kW機として本体容積180Lという世界最小レベルのPEFC(固体高分子
形燃料電池)発電ユニットの開発に成功、今年末からサンプル出荷を開始する。
 コンパクト化についてはパッケージ機の台座や側壁に配管を埋め込んだ同社独自の「集積配管技
術」を駆使し、配管を工夫したことにより高さ1メートル、幅60センチ、奥行き30センチとマンションの
ベランダにも容易に置くことができるサイズになった。同時にコンパクト化を通じて発電時の熱ロスを
抑え、定格時での送電端発電効率が36%、総合熱効率87%という高効率化にメドをつける装置と
なった。今後、耐久性向上とコスト低減を図り、燃料会社などが開発している燃料電池市場に対応し
ていく方針

 ・三菱重工業のホームページ(ニュースリリース原文)


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