平成14年の冷凍食品は生産・消費量とも伸び悩みに

 日本冷凍食品協会が発表した平成14年の冷凍食品生産・消費に関する統計によると、生
産・消費量はともに伸び悩み、それぞれ1.5%、3.5%の減少となった。
 国内生産量が前年割れしたのは平成12年以来、2回目。冷食協の調査による冷凍食品
の平成14年(1月〜12月)の国内生産は148万5362トンで前年に比べ1.5%減。用途別
では業務用(給食、弁当、食堂、惣菜など)が前年比1.1%減の約102万6000トン。家庭用
(小売店販売や宅配)が2.3%減の約45万9000トン。冷凍食品全体の7割超を占める業務
用の前年割れは5年連続、家庭用は17年ふりの減少。
 一方、冷凍食品の消費は、国内生産分に冷凍野菜輸入量(財務省・貿易統計)を加えて算出。
平成14年は約202万2500トン。前年に比べて3.6%の減少。これを国民一人当たりの年間
消費量に換算すると17.28キログラムになり、前年比3.7%減に相当する。

 ・日本冷凍食品協会のホームページ(統計データのページ)

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