松下冷機が事業構造改革で業冷庫など生産見直しを検討

 松下冷機は来年3月末までに冷蔵庫の生産を草津工場に集約するとともに、業務用冷蔵庫
やショーケースなどの食品機器については生産見直しを検討していると発表した。
 このほど公表した事業構造改革の中で明らかにしたもので、これまで藤沢工場(神奈川県)
が担当していた中型冷蔵庫の生産を主力の草津工場(滋賀県)に移管し、冷蔵庫の国内生産
拠点を草津に集約。一方、業務用冷蔵庫やショーケースなどの食品機器についてはOEM受給
への切り替えを含めて自社生産の見直しを行い、自動販売機や新規商品に重点をシフトする。
ただ松下冷機では「業務用冷蔵庫やベーカリー機器の生産については今後も検討を進めて
いく方針で、現段階では生産撤退とは言い切れない」とコメントしている。


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