中部電力などが「ビルのエネルギー遠隔計測システム」を開発

 中部電力は系列会社のトーエネック、渡辺電機工業と共同により、ビル全体のエネルギー
消費の実態を迅速・低コストで計測できる「ビルのエネルギー遠隔計測システム」を開発した。
 開発した遠隔計測システムでは、ビル内に設置する「計測器」が使用電力量などをリアルタ
イムに計測、遠隔地からでもPHSを使って即日データ送信される計測値を基に“グラフ表示
ソフト”で用途別の使用電力量を時系列で表示する。エネルギー使用が最も多い空調設備では
同時に計測する空調機の発生熱量、温・湿度などの室内環境から能力、効率まで分析可能。
ワイヤレス計測器を使うため配線工事が不要。従来の計測システムに比べて計測コストは約4
割の低減が可能という。

中部電力のホームページ(ニュースリリース原文)


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