GHPは学校空調を追い風に4.2万台の出荷−コンソーシアムまとめ

 GHP(ガスヒートポンプ)メーカーが組織するGHPコンソーシアムのまとめによると、03冷
凍年度のGHP出荷は、学校空調などを追い風に前年比2%増の約4万2千台となった。
 容量では5.8%増の約58万馬力となった。熱源別ではLPガスが前年割れだったが、都市
ガスが伸長。また容量別では11馬力以上の大型機を中心に伸長。全体を牽引した。
 GHPは10年余前の市場投入の初期から急勾配の右肩上がりを続け、業務用空調分野
での地歩を着実に固めてきた。受電容量を増やさずとも空調負荷増に対応できる経済性への
評価も定着している。ただ直近では急角度の成長は鈍化。02冷凍年度には台数伸長率で
8掛け台にとどまるなど苦戦。03冷凍年度はこれを払拭する久方ぶりの上伸となる。

 ・GHPコンソーシアムのホームページ(統計資料)


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