販売管理と財務会計を一元化−事務処理専用コンピュータ「ケイリマン」が好評


 売上伝票の発行により、元帳・補助簿への転記、損益計算書・貸借対照表(バランスシート)への集計を一度に行う画期的な事務処理専用コンピュータ「ケイリマン」の売行きが好調に推移している。
 
 簿記に自信がなくても誰にでも簡単操作が可能で、オンタイムによって財務情報を即座に表示できるため、経営者にとってはタイムリーにあらゆる角度から計数把握ができる大きな利点がある。 すでに関東地区を中心とした東日本地域では5千台規模の普及実績があり、これをベースに西日本地区でも近畿情報サービス(大阪市)やタナックグループの情報機器専門商社(3社)が拡販に乗り出した。

 中部電子システム(本社・岐阜県益田郡)が開発した「ケイリマン」は事務処理専用コンピュータとしてハードとソフトを一体化。「納品書」の発行により、「決算書」の数値まで一元管理を行うため、「振替伝票」の起票から「補助簿」、「総勘定元帳」の転記、「試算表」、「損益計算書」、「貸借対照表」の作成までの業務が一切不要(自動振替)というのが最大の特徴。

 従来、パソコンソフト(販売、財務会計、給与計算など)はそれぞれ単独使用を前提として販売されており、導入する企業も個別に利用しているのが現状で、二段階による入力作業が必要であり、手書きの場合、転記・計算ミスや効率の問題から疑問の声も少なくなかった。

 「ケイリマン」では簿記に自信がなくても事務レベルで短期間に操作習得ができるほか、事務作業が半減以下となるため、コスト削減や作業の効率化が図れるなど様々な利点がある。またデータは全て自動振替されるため、請求漏れや誤計上の心配もない。さらに販売・入金・経費情報の入力で財務情報が即座に把握できるため、経営者にとってタイムリーにあらゆる角度から計数把握ができるメリットがある。

 西日本地区での販売は大阪、奈良地区が近畿情報サービス(電話06−6353−0501)、兵庫県全域が兵庫タナック(電話078−796−6211)、中国地区・四国全域が中国タナック(電話082−233−0418)、九州全域が九州タナック(電話092−451−3135)が窓口となる。
 また東海地区以北の窓口は製造元の中部電子システム(電話0576−52−1211)となっている。


 ・ケイリマンの詳細については中部電子システムのホームページをご覧下さい


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