住友軽金属が被覆銅管価格を来年1月から20%引上げ改訂

住友軽金属工業は被覆銅管の価格を来年1月出荷分から各種製品を対象に20%の改定幅で引き上げる方針を発表した。対象は被覆銅管「プリゾール・チューブ」シリーズの建築配管用「プリゾール・チューブP」、空調冷媒配管用「プリゾール・チューブSF」。被覆銅管の主原料である銅地金の国際価格は6年ぶりに高値をつけており、今年だけでも30%上昇している。同社は合理化努力による吸収に努めてきたが、コスト改善努力は限界として、安定供給のため今回の値戻しとなった。

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