2005年3/23日付け
「ハノーバー・メッセ05」開催
 エネルギー技術や工場設備、FAなど11の専門見本市にて構成する「ハノーバー・メッセ05」が4月11日から15日までの5日間、ドイツ・ハノーバー展示場で開催される。同展示会には世界70ヵ国から6000社が延べ20万㎡に出展。会期を通じ、20万人のビジターを見込む。同展示会ではFA(ファクトーリオートメーション)やモーション・ドライブ・自動化技術、マイクロテクロノジー、研究開発およびテクノロジー、エネルギー技術など11の専門見本市で構成され、各分野の先端商品・システムを展示して来場者に訴求する。
ハノーバー・メッセ公式ホームページ

16年度「学会費」に9件―空衛学会
 ㈳空気調和・衛生工学会(会長=水野稔氏)は、空調・衛生や建築設備の優れた業績を対象にした平成16年度の学会賞などを決めた。対象は論文賞が4件、技術省が5件。また長期にわたって設備の保全を行ってきた運用管理技術を対象にした「十年賞」として3件、支部活性化・研究者の育成などを目的にした「振興賞」として技術振興賞12件などを決めた。学会賞、十年賞は5月17日の総会で表彰する。
㈳空気調和・衛生工学会ホームページ

空調設備の最適運転ソフトを開発―高砂熱学
 高砂熱学(社長=石田栄一氏、本社・東京都千代田区)がこのほど、空調設備の運転状況を的確に把握し最適運転を行うデータ収集・分析ソフト「GODA」を開発、コミッションニング(性能検証)や運転調整ツールのほか、安価なBEMS(ビル管理、エネルギー管理システム)として展開していく。同ソフトはホテルメトロポリタンなどに先行納入しているが、新年度から100セット(3億円)を目標に販売していく。
高砂熱学ホームページ(ニュースリリース原文)

建物の消費エネ20%削減―日立プラントの「OH Saver」
 日立プラント(社長=石黒元氏、本社・東京都)は、このほど空調システム全体の最適化制御を行う空調省エネ最適化制御システム「OH Saver(オーセイバー)」の販売1号機の納入先である大手デベロッパー所有のビルでの省エネ効果等について発表した。運転結果については現在取りまとめ中としながらも、同システムのほか高効率熱源機器、高効率照明などの採用により、導入前に比べて建物全体の消費エネルギーの20%以上削減が見込まれている。
日立プラントホームページ(ニュースリリース原文)

NH3/CO2製氷設備―東洋製作所がニチレイ工場に
 東洋製作所(社長=松井博治氏)がアンモニア(NH3)/二酸化炭素(CO2)を組み合わせた製氷用自然冷媒冷却ユニット「750CNB-EB」をこのほど、ニチレイ・ロジスティックス九州の鹿児島市場事業所に納入した。日産80トンの製氷能力を持つ大型製氷工場3ヵ所を対象にしたもの。NH3/CO2の冷凍システムはこれよりさき、ネスレジャパンホールディング、愛知博覧のマンモス展示館に納入しており、今回のニチレイは同社にとって3件目となる。
東洋製作所ホームページ

西淀空調機の営業譲受―日本イトミック
 日本イトミック(社長=伊藤浩貴氏、本社・東京都大田区)は、3月31日付けでヒートポンプシステム・空気調和機・熱交換器を開発、製造してきた西淀空調機(大阪市西淀区)との間で営業譲渡契約を結び、同社の全営業を受け継ぐことになると、このほど発表した。今回の営業譲受により旧西淀空調機・八幡工場(京都府八幡市)は、4月1日から日本イトミックの100%子会社である「㈱イトミック環境システム」として新たに業務用エコキュートを中心とした環境型給湯設備製品の開発・製造を行うと同時に、営業を開始する。
日本イトミックホームページ(ニュースリリース原文)


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