2005年3/30日付け
上昇傾向を踏襲―日冷工調査の2月度エアコン出荷
 ㈳日本冷凍空調工業会(会長=榎坂純二氏)がまとめた2月度のエアコン国内出荷は、パッケージエアコン(PAC)が前年同月比5%増、ルームエアコン(RAC)が同11%増となり、上昇トレンドを踏襲した。2月度のPACの出荷は、前年度に比べて4.6%増の5万2527台。機種別ではヒートポンプ(HP)が同4.9%増の4万8977台、冷房専用機が1.1%増の3550台となった。また、RACの出荷は同10.6%増の45万4154台。機種別ではHPが同10.9%増の45万3188台、冷房専用機が同44.4%減の966台。
㈳日本冷凍空調工業会ホームページ

燃料電池と水素のフォーラムを開催―日本ガス協会
 日本ガス協会は4月27日、フォーラム「燃料電池と水素を考える」~天然ガスが切り拓く燃料電池と水素の未来~をイイノホール(東京都千代田区)で開催する。一般公開で参加費は無料、募集定員は六百五十名。同フォーラムでは、2004年度に終了した燃料電池の国家プロジェクトの成果や最新動向、また都市ガス業界による燃料電池と水素エネルギーの未来について講演される。
フォーラム公式ホームページ

業務用HP給湯機を大容量に―東芝キヤリア/東京電力
 東芝キヤリア(社長=兒子俊郎氏)と東京電力(社長=勝俣恒久氏)は、このほど業務用ヒートポンプ給湯機「ほっとパワーエコ・スーパーBIG」を共同で開発し、今年7月から東芝キヤリア空調システムズを通じて販売を開始すると発表した。新製品は、業界最高のエネルギー消費効率(COP)4.5を達成し、高効率業務用ヒートポンプ給湯機「ほっとパワーエコBIG」を最大4システムまで連結し、大容量化を実現するシステム。従来の製品では不可能であったヒートポンプシステムの連結を実現させることにより、加熱能力ならびに最大タンク容量を大幅にアップすることができるのが最大の特徴。
東芝キヤリアホームページ(ニュースリリース原文)

ダクト損失計算が不要のC換気ユニットを発売―松下エコシステムズ
 松下エコシステムズは、ダクト方式でありながら簡単な換気設計・施工を実現した第一種全館換気システム用「Q-hiセントラル換気ユニット」を4月25日より発売する。新製品は「型式適合認定」を取得しているため、ダクトの長さなど設定施工条件内であれば、住宅の広さで機種選定や換気設計が容易にでき、ダクト圧力損失計算なしで「確認申請」に対応できる。
松下エコシステムズホームページ(ニュースリリース原文)

電気・温水式の床暖房を拡充―サンサニー工業
 古河電気工業の100%子会社であるサンサニー工業(社長=中山猛氏、本社・東京都中央区)は、電気式・温水式の両分野で製品ラインナップを拡充し、床暖房パネルとコントローラーを新発売する。同社では、これまで高層集合住宅をターゲットに「サンサニー小根太付マット」を販売してきたが、戸建住宅も視野に入れた住宅需要分野で幅広く採用できるようにサイズバリエーションを追加する。一方、コントローラーについては、1台で2ヵ所の制御が可能なタイプを標準品として発売する。
古河電気工業ホームページ(ニュースリリース原文)

三菱重工がGHP新世代「ECO7」を発売
 三菱重工業は業界最高のCOP1.59を達成した高効率GHP(ガスエンジンヒートポンプ)「ECO7シリーズ」を4月から発売する。東京・大阪・東邦ガスの大手都市ガス3社と共同で開発した新世代のGHP用の高効率スクロール圧縮機の搭載、R410A冷媒の採用など要素技術を集積し、在来機に比べ23%という大幅な効率向上を実現した。業界初のR410A冷媒対応のリニューアル専用モデル、大容量24馬力タイプもラインアップし、業務用市場の広範な需要を見込む。
三菱重工業ホームページ(ニュースリリース原文)


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