2005年4/27日付け
床置、冷却コイル2桁増―04年冷却器
 2004年度(05年3月期)のユニットクーラー販売出荷台数が分かった。日本冷却器工業会(会長=鈴木良造・タイセイ会長)によると、04年度の総販売台数は、天吊型ユニットクーラーは3万5924台で前年比94%にとどまっている。また、床置型ユニットクーラーでは1143台で、同115%となり、フィンコイルは5万3930台を販売して、同119%に達している。

「HVAC&R06」 来年2月7日から4日間開催
 ここで見つける―。空調・冷熱産業の総合見本市「HVAC&R(冷凍・空調・暖房展)06」は来年2月7日から10日までの4日間、東京ビッグサイトで34回目となる祭典の幕を開ける。約2万平方メートルの会場には前回展(04年)を上回る150社・550小間以上の出展規模を想定、省エネ・環境保全という時代ニーズに応えた最新の省エネ・環境保全機器・システムを中心に国内、外に発信する。

春のSwitch!キャンペーン実施中―東京電力
 東京電力では、IHクッキングヒーターなどの電化機器やオール電化住宅のメリット、高い経済性について顧客理解を求め、さらなる販売促進を図ることを目的に、今月15日から来月31日まで「春のSwitch!キャンペーン」を実施している。同キャンペーンでは、こうした取り組みを加速させ、マスメディアを活用した広告宣伝をさらに幅広く展開するほか、懸賞や記念品を活用した活動など、積極的にPRを行う方針だ。
東京電力ホームページ

清酒業界で“脇役”からコラボレィターに―前川製作所
 前川製作所は、元酒のアルコール濃度(17%)の2倍の34%の高アル酒から同8・5%の低アル酒まで任意の濃度で新清酒を商品化できる「清酒凍結濃縮方法」を茨城県工業技術センターと共同開発した。今後は日本酒意外のワインや果実酒など飲料の原料製造にも応用していく。
前川製作所ホームページ(ニュースリリース原文)

DCインバーターチラーを全改善―ダイキンアプライドシステムズ
 ダイキン工業の子会社、ダイキンアプライドシステムズは、産業用プロセス冷却用途に需要を拡大する空冷ウォーターチリングユニット「DCインバーターチラー」の省エネ性と小型化(省スペース性)を目的に、空冷冷専標準機、5~30馬力の全7機種をモデルチェンジして6月1日から一斉発売する。同新型DCインバーターチラーは環境への配慮から冷媒にはR401Aを採用した。
ダイキンアプライドシステムズホームページ

空調冷却水環水で発電―日立産機システム
 建物空調用冷却水の環水や工場設備などの未利用水資源が落下する際に発生するエネルギーをマイクロ水車発電機で電力として回収しようというシステムが、日立産機システムから売り出されているが、7月からは出力9kWの新機種を追加し、出荷をはじめる。新機種は、電気事業法で一般用電気工作物に規定され、管理が比較的容易な同10kW未満の機種を望むユーザーニーズに対応するため開発、製品化したもの。
日立産機ホームページ


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