2005年5/4日付け
産総研東北センターがコンソーシアムを発足
 独立行政法人・産業技術総合研究所(産総研)東北センターでは、研究シーズと産業ニーズのマッチングを図るため、新たなプラットフォームとして「グリーンプロセスインキュベーションコンソーシアム」(GIC)を4月27日に発足させた。今回のGIC構想は4月に新たに設立された研究ユニット「コンパクト化学プロセス研究センター」を中心にこれまでの産総研東北センターの研究活動や成果を継承しつつ発足させたもの。

エアコンは14%増の18万台―16年度の家電品リサイクル
 環境省と経済産業省は4月22日、家電リサイクル法施行状況(平成16年度実績)について、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)に基づき、製造業者等が全国の指定引取場所及び家電リサイクルプラントにおいて引き取った廃家電4品目(エアコン、テレビ、電気冷蔵庫、電気洗濯機)の平成16年度の引取台数を公表した。それによると、平成16年度に引き取った廃家電4品目の合計は約1122万台(前年度比7.2%増)で、うちエアコンは181万台(同16%)であった。

中国反日デモで現地企業調査「影響あり」が42%
 在上海日本国総領事館、上海日本商工クラブ、日本貿易振興機構上海代表処、日中経済協会上海代表処は、4月16日に発生した反日デモに伴う破壊活動および日本製品不買運動の影響について、合同で緊急調査を実施した。回答数は155社。それによると、デモ隊による被害は26店(日系企業に限定)が襲来を受け、うち25店舗が被害にあった。今後の企業活動への影響では、「売上への影響」(回答数142)について、「有り」としたのが26社、「軽微」としたのが34社で、全体の42%が何らかの影響を予想している。

“ハイブリッド空調”で更新時の設計自由度を向上―東京ガス
 東京ガスがガス吸収冷温水機対応と個別分散型ヒートポンプをシステム化した「ハイブリッド型空調機」を日本ピーマック、東プレと共同で開発、5月から両社を通じ2機種の構成で発売を開始した。同システムの開発は、九州冷温水機の市場でも構成比が高まっているリニューアル時の設計自由度を高め、低コスト化による冷暖フリーを実現することが狙い。
東京ガスホームページ(ニュースリリース原文)

抗菌・脱臭機能付きの保温ダクト―竹中工務店がフジモリ産業と共同開発
 竹中工務店はこのほど、建築・土木用資材の製造・販売会社であるフジモリ産業(本社・東京都)と共同で保温付きフレキシブルダクト「マルチタフ・2A」を開発。空気質問題へのソリューション技術として開発したもので、ダクト内装材料には抗菌・消臭機能を持つレンゴーの特許技術である抗菌不織布「セルガイア」を採用。竹中工務店は新築・リニューアル物件にこのダクトの導入を提案、フジモリ産業では新建材として多方面に販売していく。
竹中工務店ホームページ(ニュースリリース原文)

三菱電機冷熱ファミリー店会が総会
 三菱電機の空調・冷熱機器の基幹取引先などで構成する冷熱ファミリー店会は4月27日、東京マリオットホテル錦糸町東武で05年度総会を行い、昨年下期の販売コンテストの上位入賞者へ感謝状の贈呈などを行った。コンテスト参加店の平均達成率は10%超増。冷熱ファミリー店会は、関東・甲信越地区のルート店を中軸にメーカー・代理店との三位一体の組織として発足し、今年で3年目。昨年度は20社が新たに加入し、80社での構成。05年度の上期は20%増を目標にしていく。


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