2005年5/11日付け
脳神経外科院再生で協調融資―政策投資銀行と千葉興業銀行
 日本政策投資銀行(総裁=小村武氏)と千葉興業銀行(頭取=池澤秀夫氏)は、このほど医療法人社団健脳会(以下「健脳会」)の事業再生に係る協調融資を行うことを決定し、関係者との間で総額6億6千万のシンジケート・ローン契約を締結した。健脳会は、過去に行った過大な設備投資負担や業務管理の問題等から過剰債務を抱えていたが、同融資により既存の借入金を返済するなどして財務内容の改善および資金繰りの安定化を図り、地域に根ざした急性期病院をとして再生を図ることとなった。

省エネ型製品の普及へ推進優良店の公募開始―省エネセンター
 財団法人・省エネルギーセンターでは、省エネルギー型製品の積極的な販売並びに省エネルギーに関する適切な情報提供を行っている家電販売店を「省エネ型製品普及推進優良店」とし、広く消費者へ情報提供することにより省エネルギー型社会の構築に資することを目的として、「省エネルギー型製品販売事業者評価制度」による公募を5月1日より開始した。

フロン回収報告期限は5月16日
 各都道府県知事あて第一種フロン類回収登録業者は、平成16年度(平成16年4月1日~同17年3月31日)の回収量等の報告は、きたる5月16日月曜日(今年は15日が日曜日であるため1日延べ処置)中に必ず提出する義務がある。同報告書の提出は、同年度内に第一種フロン類の回収などで取り扱った機器台数やそこでの冷媒種ごとの回収量(キログラム)、その後に破壊業者に引き渡した量、年度末保有量を、規定の様式に従いそれぞれ記入報告するもの。

温暖化ガス排出量の管理をサポート―日立製作所
 日立製作所は、製造業を対象に、温暖化ガスの排出量管理をサポートする「温暖化ガスマネージメントソリューション」のメニューを整備し、提供を開始した。同社が提供する「温暖化ガスマネージメントソリューション」は、排出量管理の対象となる事業に対し、温暖化ガス排出の現状を把握し、ガスのモニタリングや業務フローの改善、ガス測定機器の更新などを提案するコンサルティングから、具体的な管理システムの提供までをメニューとして整備し、顧客企業の排出量管理に関する課題への一括対応を可能とする。
日立製作所ホームページ(ニュースリリース原文)

中部電力とデンソーが新型エコキュートを開発
 中部電力とデンソーは共同により、業界で初めて外気温度がマイナス20℃でも沸き上げ温度90℃を実現する加熱能力6kWの高出力型「エコキュート」用のヒートポンプユニットを開発した。同製品は、冷媒循環量を増やすことが可能な高圧力に耐える圧縮機を開発することで、低外気温でも加熱能力6kWno高出力化を実現するとともに、圧縮機の効率を高めるためのエジェクタを寒冷地向けに初めて採用したヒートポンプユニットを開発した。
中部電力ホームページ(ニュースリリース原文)

断熱強化型貯湯タンクを開発―三洋エアコンディショナーズ
 三洋エアコンディショナーズは、自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機「エコキュート」のフルオート370リットル機で、貯湯タンクの断熱性能を同社従来機比30%向上させた新機種を開発、6月1日より発売する。新商品は(SHP-TC37E)は、貯湯されたお湯を冷めにくくした貯湯タンクユニットを搭載。貯湯タンクの断熱材を従来の製品より20mm厚くすることで断熱性能を約30%向上させた。
三洋電機ホームページ(ニュースリリース原文)


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