2005年5/18日付け
日本冷凍空調学会が17年度通常総会
 社団法人日本冷凍空調学会は16日、東京都内のホテルで平成17年度の通常総会を開催し、任期満了に伴う役員の改正を実施。新会長として斉藤彬夫氏(東京工業大学教授)を選任した。また先に行われた選挙で選出した新理事50名を承認。新体制としての学会運営をスタートする。また総会では今年度の事業計画、予算案などを審議。今期の事業計画では10月に開催される年次大会のなかで80周年記念行事を実施していくほか、国際協力事業、広報活動の強化といった原案を承認した。

04年度の住宅換気は31%増―矢野研調べ
 矢野経済研究所はこのほど、矢野住宅用換気システムの市場調査を行い、04年度の市場規模は前年度比31.6%増の616億円と推定されると発表した。調査は住宅用換気メーカー11社とハウスメーカー・ガス会社8社を対象として行ったもの。それによる前年の03年度は同6.2%増の468億円と、同年7月に施行された改正建築基準法による新築住宅への設置義務で市場が拡大。さらに04年度については同31.6%増の616億円と2桁の伸長となった。

合同記念式典を盛大に開催―全ダ連と関空工
中間法人全国ダクト工業団体連合会(会長=須長義明氏)の設立30周年と関東空調工業会(会長=長谷川敏和氏)同40周年の合同記念式典並びにパーティが11日、東京永田町のキャピトル東急ホテル・竹の間に於いて所轄官庁である国土交通省をはじめ関連団体及び設備業者、賛助会員そして一般会員など総勢400名を招いて盛大に行われた。

ロシア市場拡大狙う―ダイキン工業
 ダイキン工業は、ロシア空調市場での販売強化を目的にわが国空調機器メーカーでは初めてとなる「モスクワ事務所」を開設した。同事務所はダイキンヨーロッパ社(本社・ベルギー王国オステンド市)の出先拠点として5月1日に開設したもの。当面は日本人出向者2人を含めて総勢9人体制で、市場調査と代理店・販売店への販売支援活動を目的にしている。
ダイキン工業ホームページ(ニュースリリース原文)

吹出空気を冷媒加温―日立空調システム
 日立空調システムは、空調機(エアコン)のドライ運転時の吹出空気を冷媒で加温することで室内の冷え過ぎを防ぐことができるシステムフリー室内ユニット「爽快除湿てんかせ4方向」10機種を5月から発売(受注)開始した。同製品は、再熱器を搭載した室内ユニットでは業界で初めてビル用マルチエアコンにも対応するもので、大型ビルテナントの個別ニーズも、“爽快な空調環境を提供”することが可能になったとしている。
日立空調システムホームページ(ニュースリリース原文)


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