2005年6/15日付け
空調冷熱産業が2兆円産業に復帰
 社団法人日本冷凍空調工業会によると、04年度の空調・冷熱機器の出荷額は前年比4%増の2兆660億円余となったと発表した。空調機は猛暑の影響もあり好伸し、冷凍冷蔵機器もショーケースを中心に伸長した。

昭和鉄工がソリューション営業強化へ
 昭和鉄工はソリューション営業強化を目的に社長直轄に「営業推進本部」を設置した。また、環境空調をはじめサーモデバイス、都市景観、素形材、工事の各事業部単位の営業情報を一元化し、全社組織で共有化することで顧客ニーズの把握や新規営業拡大にもつなげていく。

省エネビジネスモデルの構築へ、日設連が総会
 社団法人日本冷凍空調設備工業連合会(会長=粟屋利喜男氏)は6月10日、通常総会を行い、省エネ・環境保全への取り組みを中心にした生成十七年度事業を決めた。S冷媒フロンの回収促進に注力するとともに地球温暖化防止を視野に入れた省エネビジネスモデルの構築にも引き続いて力を入れる。冷凍空気調和機器施工技能士を中心にした資格者の社会的地位向上にも重点投入していく。

負荷平表彰で東芝の氷蓄熱マルチなどが受賞
 財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター(理事長=加藤寛氏、千葉商科大学長)は、電力負荷平準化機器・システム表彰を行い、経産省資源エネ長官賞に東芝キヤリアのR410Aインバータエコアイス「スーパーモジュールマルチ氷蓄熱シリーズ」、ヒートポンプ・蓄熱センター理事長賞には、三洋電機のGHP「K1シリーズ」、蒸気吸収式「RTシリーズ」などが表彰された。
ヒートポンプ・蓄熱センターのホームページ(ニュースリリース原文)


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