2005年7/13日付け
地域新エネ導入で153事業―NEDO
 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発研究機構(NEDO)はこのほど、地方公共団体や非営利民間団体が取り組む新エネルギー導入を支援するため平成17年度、153事業に補助金を交付することを決めた。新エネ対象では太陽光(熱)や天然ガスコージェネレーション、風力発電が件数主力となっているが、バイオマス(発電・熱)、雪氷熱利用なども加え、交付対象を拡大した。交付対照のうち継続事業は55件、新規は98件。

エネ需要の増大にフリー、高効率化を―G8
 英国でさきに行われたG8(先進8ヵ国)首脳会議では環境問題を主要議題とし、先進国の対応を「グレインイーグルス行動計画」として発信した・温室効果ガスの排出抑制、増大するエネルギー需要を視野に入れたクリーン・エネルギーの開発、持続可能な開発を滑子とし、行動計画では京都議定書の履行や信頼性が高く廉価でクリーンなエネルギー開発が必要としている。

市街地活性化で15地域―経済産業省
 経済産業省は、中心市街地の活性化事業を支援する「戦略的中心市街地商業化等活性化支援事業」として平成17年度、全国15件を採択して補助金を交付する。空店舗を改修利用し、集客効果が高い食品店舗や飲食店などの集積を図るほか、市街地再開発に連動したテナントミックス、既存商業施設の再生事業などが対象となっている。

ハウジングエアコンも既設配管利用へ―三菱電機
 三菱電機は、既設の配管を洗浄することなく、そのまま利用して短期間に低コストで入替え(リニューアル)ができる「床置形ハウジングエアコン」の新製品5機種を9月1日から発売すると発表した。定格能力は冷房2.8(暖房4.0)から同5.5(同6.7)kWで、適用する部屋の広さは10畳から18畳程度。これにより同社は1998年に業務用パッケージエアコンで既設配管をそのまま利用して機器更新を容易にする同社独自の“リプレース技術”をハウジングエアコン分野にも拡大したことで、今後同エアコンのリニューアル需要の深耕と、需要喚起を加速することになる。
三菱電機ホームページ(ニュースリリース原文)

業冷庫にインバータ搭載―ホシザキ電機
 ホシザキ電機は、業務用としては初めてのインバータ搭載の冷蔵庫を7月11日から発売した。業務用冷蔵庫は高い冷却性能を必要とするため多くの消費電力が必要だが、同社は省エネ製品開発の一環としてインバータ制御を採用し、効率的な冷却性能の実現により同社従来機比約60%の省エネを実現した。価格はオープン。初年度販売価格は2万台を計画している。
ホシザキ電機ホームページ


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