2005年10/12日付け
川重冷熱が世界初の三重効用機を商品化
 川重冷熱工業が、COP1・6の世界最高水準の次世代型の三重効用ガス吸収式冷温水機を商品化し、10月初旬から受注を開始する。NEDOの委託を受け、01年から4年間にわたり日本ガス協会と共同で開発を進めてきた。単体の省エネとともに、コージェネレーションとの組み合わせなどで更なる効果が期待できる。

三洋が室外機横吹出しの超コンパクトなPACを開発
 三洋コマーシャル販売は、店舗事務所用エアコン「エスパシオ」の新製品として横吹出し薄型の室外ユニット12機種を来年1月から発売する。従来の上吹き型からモデルチェンジしたことで容積・設置面積で従来機比約1/3のコンパクト化を実現した。

東芝が業界トップの小型軽量PACを開発
 東芝キヤリア空調システムズは、業界トップの小型軽量化を実現した店舗・オフィス用エアコンを「スマートエコ」シリーズの8、10馬力相当機を来年1月から発売する。10馬力相当機で従来に比較して室外機容量は約70%、設置面積は約60%、重量は約34%低減した。

三菱電機が霧ヶ峰「ムーブアイ」の暖房能力をプレゼン
 三菱電機は、ルームエアコンの霧ヶ峰「ムーブアイ」の暖房利用のプレゼンテーションを開催した。本格的な暖房需要を目の前に、家庭用エアコンの暖房機としての拡販が狙い。様々な機能のプレゼントともに、石油ファンヒーター市場への訴求力を紹介した。

大阪府がヒートアイランド対策団体の設立へ
 大阪府はヒートアイランド問題への取り組みとして「大阪ヒートアイランド対策技術コンソーシアム」を設立するにあたり、設立・運営する団体を募集している。応募受付は十月十七日から二十一日まで。団体運営に関しては一部が大阪府から補助される。同団体はヒートアイランド対策技術を有し進める各主体間の情報交換や、対策技術の開発・普及など、効率的に連携・協力できる仕組みづくりを目的とする。


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