2005年10/26日付け
04年度の温室効果ガス排出量0.8%減
 環境省は2004年度の温室効果ガス排出量が03年度比で0.8%減、京都議定書の基準である1990年比で7.4%との速報値を発表した。二酸化炭素排出量の03年度比では運輸部門のみが増加し、ハイドロフルオロカーボン類は規制前倒しの動きなどを受けて堅調に削減が進んだ。

80周年記念で法人・個人会員を表彰―日本冷凍空調学界
 創立80周年を迎えた社団法人日本冷凍空調学界は25日、学会貢献の法人会員を対象にした記念表彰式を05年度年次大会の会場である早稲田大学大久保キャンパスで行った。学会貢献賞は学会運営などに貢献した法人会員、学会功労賞は学術や新技術、学会運営などで貢献した個人会員を対象にしたもの。法人会員への貢献賞表彰は初。

新エネ大賞6件を発表―新エネルギー財団
 財団法人新エネルギー財団(会長=山本幸助氏)は、平成十七年度第10回「新エネ大賞」6件を決定した。新エネ大賞は新エネに係る商品及び新エネ導入、導入に対する取組みを表彰し、新エネ普及・啓発を目的とする。経済産業大臣賞は、芝浦特機の事例『全世帯太陽光発電付き賃貸マンション「ニューガイア」』。

PAC「78万台」超で好調続く
 パッケージエアコン(PAC)国内出荷実績は、旧05冷凍年度(04年10月~05年9月)換算での累計が「78万3607台」を記録し、前04冷凍年度実績に対して7.08%増に達した。ルームエアコン(RAC)も同累計で「739万9870台」に達し、前冷凍年度比110.06%となった。空調機器主力のPACでは今年年初の観測では“強気”の77万台と、昨年夏の猛暑でカサ上げした“出荷増”を意識し、その反動で“前年並み”(73万1800台)の見方が交錯していたが、結果は「大幅な伸長」を見たことになる。

ハウスカオンキの熱回収装置を投入―ネポン
 ネポン(社長=福田公一氏)は施設園芸用暖房機「ハウスカオンキ」の排気筒に装備して排気熱を回収利用する排熱回収装置「エコノマイザーZ」を開発し、11月21日から発売を開始する。末端小売価格は19万8000円。初年度は2000台を計画している。エコノマイザーZは、ハウスカオンキの熱源(灯油・低硫黄A重油・A重油)に対応して使用することで、燃焼性を損なわず熱回収効率も高めるもの。


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