2005年12/14日付け
ポスト京都に行動計画―温暖化防止
 カナダ・モントリオールで開催されていた気候変動枠組条約締約国会議・京都議定書締約国会議(COP11・COP/MOP1)は、議長国が提唱した「実施」と「改善」、将来枠組みの構築に向けた「創造」の全議題に成果を上げつつ12月9日、幕を下ろした。京都議定書が目標とする第一拘束期間(08~12年)に続くポスト京都議定書には米国、主要途上国を含む全条約締約国が参加した対話プロセスの構築に合意し、モントリオール行動計画を策定した。

韓国CDMの排出権販売―イネオスケミカル
 イネオスケミカル(本社・東京都品川区)はこのほど、韓国蔚山市で実施しているHFC23破壊事業のCER100万CO2トンをCO2を含む排出権取引の大手であるナットソースヨーロッパ社の100%子会社である英国のCarbon Compliance Acquisition 5 Limitedに販売することで合意したことを明らかにした。

前回を上回る195小間の開催規模―MACS06
 関東空調工業会と関東配管工事業協同組合では平成18年2月7日から10日の4日間、東京ビッグサイトにおいて第9回「空調・衛生総合機材展(MACS2006)」を開催する。今回は、前回(04年)を上回る195小間・109社(含共同出展、11月22日現在、前回実績187小間・112社)での開催が決定した。

家電5品目の世界需要は増へ―電機工業会が予測
 日本電機工業会は、家庭用対象の電気冷蔵庫、電気洗濯機、電気掃除機、電気炊飯器における家電世界需要予測を発表し、アジア圏やロシア等の経済成長に伴う需要拡大が見込めることから順調に増加すると予測した。いずれの製品も米国や中国での需要構成比が高めだが、2008年頃にはロシアやインドなどの経済成長に伴い、新たなマーケットとして台頭してくる見通しとする。

長配管・大容量化を実現―ダイキンの住宅用マルチエアコン「ワイドセレクト」
 ダイキン工業は、業務用エアコンの長距離配管・大容量技術と家庭用エアコン室内機のインテリア性・利便性を融合した新発想の住宅用マルチエアコン「ワイドセレクトマルチ」2機種(4、5馬力)を06年7月から発売する。従来の住宅用マルチでは室外機の設置が困難であった高層マンションや都市部のビル型住居などへの設置を可能とし、機器選択の自由(セレクト)を大幅(ワイド)に向上するのが狙い。


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