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画像は東京駅前の複合ビル「八重洲口会館」にて冷却水配管(200A)を屋上防水工事時に一部抜管したもの。1965年竣工時から使われている亜鉛メッキ鋼管は、赤錆が発生し易い溶存酸素濃度の高い水に50年以上曝され続けてきた。本系統には2015年から日本システム企画の赤錆防止・配管更生装置「NMRパイプテクター」が取付けられている。抜管時に導入効果を確認すべく切断したところ、赤錆無し、管厚減肉も殆ど無し、内側には指で取れる程柔らかいカルシウムスケール層が形成等を確認できた。切断を手掛けたゼネコン関係者やサブコン出身の同ビル部長氏は、効果の大きさに驚きを示した(資料提供=日本システム企画)。