2004年1/28日号
冷熱・空調産業の祭典「HVAC&R JAPNA2004」が3日に開幕
 2年に一度の開催となる冷熱・空調産業の祭典、「HVAC&R JAPAN2004(冷凍・空調・暖房展)」が今月3日から4日間、東京ビッグサイトを会場に開催される。テーマは「ヒントはいっぱいある」で、出展は海外メーカーを含めて121社・522小間と前回展(02年)を大きく上回る。今回も「空調・衛生総合機材展(MACS2004)」との併催になる。
日本冷凍空調工業会の展示会案内

03年度第3四半期(10−12月)のエアコン出荷実績を発表−日本冷凍空調工業会
 日本冷凍空調工業会が発表した2003年度第3四半期(10−12月)のエアコン国内出荷実績によると、業務用パッケージエアコンは前年同期比111.5%の14万4700台。家庭用ルームエアコンは同83.5%の71万2700台となった。同時発表した12月度の実績では、業務用が前年同月比115.3%、家庭用が同91.1%となった。
日本冷凍空調工業会の統計データ

三洋が8kWコージェネで給湯タンク別置きタイプを発売
 三洋コマーシャル販売は、8kWコージェネレーションシステムの給湯タンク別置型を4月に発売する。用途に合せたタンクの選択ができるほか、既設のタンクやボイラとの接続も可能。デシカント空調や床暖房など給湯以外の機器とも接続できるようにした。タンク一体型と併せ、ニタイプ構成とすることでユーザーニーズへの対応を強化するのが狙い。
三洋コマーシャル販売(ニュースリリース原文)

三菱重工が4月に新会社「三菱重工空調システム」を設立
 三菱重工業は、今年4月に「三菱重工空調システム」など7つの製品別販社を設立するとともに、現在、空調冷熱機器のほか、工作機械、印刷紙工などの製品で構成する地域販社を再編する。4月の中量産品事業の国内販売体制の改革によるもの。

排水管更生など2工法が審査証明を取得−P・C・G協会
 設備保全のネットワークづくりを進めるP・C・G協会(会長=藤井金蔵氏)の開発工法がこのほど、建築保全センターによる審査証明を取得した。排水管更生法の「P・C・Gマルチライナー工法」のFRPライニング、パラシュートライニングのニ工法が対象。同協会ではこれまで給水管更生工法、ダクト清掃工法で公的な技術評価を取得しており、今回の排水管更生法の審査証明取得は4つ目となる。

ウエットマスターが排熱利用による「省エネ比例加湿システム」を発売
 加湿器メーカーの大手、ウエットマスター(社長=辻裕氏、東京都)は、新たに排熱利用による「省エネ比例加湿システム」の取扱いと発売を開始した。「電子部品や電子機器の生産現場での産業空調における概念である“冬季の外気冷房加湿は蒸気”を覆す画期的なもの」(同社)で、クリーンルームなどプロセス中の「低温排熱利用」と、気化式加湿システムの特性である「気化冷却作用」により、省エネと空調コスト削減を同時に実現する新しいシステムだという。
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