2004年3/31日号
外張り断熱でもロックウールを―ロックウール工業会
 ロックウール工業会はこのほど、ロックウール断熱材を用いて外張り断熱を実現できる「治具(ブラケット)工法」を、同工業会の推奨工法とし今後、会員各社を通じたPR活動を推進、地域の工務店などに採用を促す。従来の同工法の弱点とされていた厚手のサイディングやレンガタイルといった重量外装材の施工を可能とした。また、ブラケット本体には硝子繊維強化ABS樹脂を採用し、胴縁を留める長いビス部分がヒートブリッジになるといった問題点もクリアしている。
ロックウール工業会のホームページ

新「ホット&コールド」縦型ショーケース発売―三洋電機
 三洋電機は、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストア、売店など向けの冷凍機内蔵型ホット&コールド縦型ショーケース二機種を開発し、販売を三洋コマーシャル販売で3月から開始した。性能は、庫内温度は冷蔵が調節可能な3〜10度C、温蔵は品温で55度Cプラスマイナス5度C。希望小売価格は40万7千円と44万2千円。両機種合わせて初年度1800台を販売する計画。
三洋電機のホームページ(ニュースリリース原文)

三菱ガス化学、新会社を設立
 三菱ガス化学は、水処理剤事業の再編として、同社子会社の技術サービスを担当していたダイヤ水処理サービスに販売子会社の菱江化学の水処理剤営業チームを移管させ新たに「ダイヤアクアソリューションズ株式会社」を設立、4月1日付でスタートする。社長には旧ダイヤ水処理サービスの山口賢昌氏がそのまま就任する。新住所は東京都千代田区岩本町1-2-18。
三菱ガス化学のホームページ(ニュースリリース原文)

銅管・継手の営業を統合―住友軽金、東洋フイツテング
 住友軽金属、東洋フイツテングは4月1日付けで銅管・銅管継手の営業部門を統合、営業窓口を住友軽金属に一元化するとともに東洋フイツテングは製造に専念する。住設管材分野での営業強化を図るのが狙い。建築用・冷媒用の銅管・被覆銅管のほか、銅管継手、加工品が対象。なお、東洋フイツテングは資本金一億五千万円で、住友軽金属が75%を出資。名古屋市港区に本社を置く。従業員115名で、売上高は19億8千9百万円(平成16年2月末)。
住友軽金属のホームページ(ニュースリリース原文)

低温廃熱利用でCO2制御―三機工業、栗本鐡工
 三機工業そして栗本鐡工は低温廃熱利用でCO2を大幅削減できる潜熱蓄熱搬送システム「トランスヒートコンテナ」をドイツの環境コンサルタント会社である、プロジェクト・マネジメント・コンサルタンツ社から技術導入した。三機工業では、将来的にはオフィスビル、病院、百貨店、ホテル等へESCO事業を絡めた展開で事業の幅を広げていきたい考え。2005年以降には売上規模を10億円まで高めたいとする。一方の栗本鐡工では2010年には年間10億円の達成を目指す。
三機工業のホームページ(ニュースリリース原文)



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