日立と三菱重工が空調・冷熱事業を統合 | |
日立製作所、三菱重工業は空調・冷熱事業を統合し、来年4月に新会社を設立することで17日、合意したと発表した。日立製作所の子会社である日立空調システムと三菱重工業の冷熱事業本部を統合、日立、三菱重工が共同出資する合弁会社を設立する。両社の保有する技術・開発、販売などの経営資源を活用しながらグローバル企業としてプレゼンスを高めるのが狙い。新会社は日立のルームエアコン、三菱重工の車両用エアコンを除く業務用空調・冷熱機器から大型冷凍機までの全商品を事業範囲とし、初年度3000億円の売上高を計画。2年後には3500〜3600億円を目指していく。日立、三菱重工というトップ企業間の事業統合により、世界でも有数規模の空調・冷熱総合企業が誕生することになる。 日立製作所のホームページ(ニュースリリース原文) 三菱重工業のホームページ(ニュースリリース原文) |
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電力負荷平準化表彰でダイキンの氷蓄熱ビル用マルチなど7件が受賞 |
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ヒートポンプ・蓄熱センターは今月11日、第6回電力負荷平準化機器・システム表彰式を開催した。受賞した七件の機器・システムは次の通り。資源エネルギー庁長官賞がダイキン工業の氷蓄熱ビル用マルチ「Ve―upUG」。ヒートポンプ・蓄熱センター理事長賞は三件。大気社のストラサーム・L。三洋電機の排熱投入型ガス吸収冷温水機超省エネルギー型ジェネリンク。エヌアールイーハピネスの水熱源二管式蓄熱システムAMES。ヒートポンプ・蓄熱センター振興賞は三件。アドバンスト空調開発センター、東芝キヤリア、三洋電機による新冷媒インバータエコ・アイスmini。日立空調システムの高効率蒸気吸収冷凍機。三洋電機のガスヒートポンプエアコンハイパワーマルチ。電力負荷平準化機器・システム選考のポイントは、電力負荷平準化効果、エネルギー効率性、環境保全性、経済性、新規・創造性におかれ14件の中から評価された。従来は空調対象の機器が多かったが、今回は給湯・暖房機器、地域冷暖房など幅広くなり、電力負荷平準化にとどまらず省エネ性や環境性も包摂するようになった。 | |
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新日本空調がドレン管不要の空調機を発売 |
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新日本空調はドレン用配水管不要の空冷式床置型空調機「オアシスタワーU」を開発、7月より受注生産をはじめる。価格は定価で70万円。スポットエアコンの部類に入るが高性能フィルターを搭載して付加価値を持たせている。ドレン配管が不要で電源さえ確保すれば場所を選ばないのが一番の特徴。ドレンは処理装置で気化させ排熱を利用して上部から排気する。前面上部が吹出口で下部のスリットが吸気口。筐体の胴体スペースを利用して広告塔としても利用できることからイベント、レンタル会社を中心に販売していく。初年度は100台、2007年度には1000台の目標を掲げる。筐体は半円形。キャスター含めた高さが2065_、横幅1000_、奥行きは500_。キャスター付きで重量150`cと軽量。また、新日本空調は遠隔操作で自走するダクト清掃ロボット(特許出願中)を開発した。ダクト診断システムの一ツールとして、一般業務用ビルではなくニーズの高まっている原子力発電所を中心に営業展開する。初年度は一億円の売上げを目指す。同ロボットのみの外販は行わない予定。 |
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コンパクトエアハン向けに薄型の長寿命フィルタを発売−ニッタ |
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